2011年11月30日水曜日

9年

日付がかわって今日は11月30日。
なんと9回目の結婚記念日です。つまり、丸9年が経って10年目に入りました、ということですね。

早かったと言えば早かったですけど、

正直…、よくもったなと。

そんなに、危機的な状況があったとか、冷えきっているとか、そんなことはないんですけども、まぁお互い飽きずにというか、とりあえず愛想尽かされることもなく、というか。
我慢したかといえばそういう感覚も特にないので、(そりゃもちろん、瞬間瞬間を切り取れば、そういう感情がわいてきた時はありましたが)わりかし、うまくやってきたんだろうなと思います。

厚労省の統計データによれば、平成21年は年間25万3,000件、2分05秒に1件の割合で離婚が発生しているそうですが、うちは無事でした。

しかしこういう表現の仕方は、いささか詭弁のような印象がありませんか。
つまり離婚が2分05秒に1件と聞くと、えーっ、そんなに!と、思っちゃいますし、自分の身の回りでイメージしてしまうと、とんでもねぇ!と、思ってしまいがち。

いや、件数を1年365日で割れば、そういう数字は出るでしょうから、事実に即しているわけで、「○分に1件」というのも誤りではないのかもしれませんけれども。

ところがこれは当然ながら、国全体のデータであるので、そんなにとんでもない数字ってわけでもないんですよね。

「○分に1件」という切り方が悪い。

先ほどの厚労省のデータには、離婚率も併記されておりましたが、ここを見ますと平成20年よりやや増加しているものの、率では2.01とある。人口千対と書いてあるので、1000人のうち2.01件となり、人口100万人で換算すれば年に2001件。1ヶ月になおすとだいたい166件、1日だと5.48件となり、つまりペースとしては262分=4.38時間に1件、ということになる。

そんなもんでしょう。

100万人換算でこうなので、10万人であればペースとしては1/10、1万人なら1/100、438時間=だいたい18.5日に1件というのが、実態であるわけです。

これを多いととるか少ないととるかはまた別ですが、「2分05秒に1件」と聞いて浮かぶイメージとは全然違ってくる。

だって婚姻数に至っては44秒に1件で、これだって、そう考えるととんでもない数字だけれど、同様に計算してみれば100万人単位でも1日15~16件ですから、そんなに次から次に婚姻届が出されているわけでもない。

社会学においては統計も重要なデータではあるけれど、解釈の仕方1つで印象がごろっと替わりますから要注意、という趣旨の事を、パオロ・マッツァリーノ氏はその著書『反社会学講座』『つっこみ力』等で述べています。

まぁ要は、何事もなく9年が経つというのは、
そんなに特別な事じゃないかな、ってことでした。


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