2013年1月19日土曜日

2013 カンファレンス雑感。

昨日、いや、もう一昨日になってしまいますが、2013シーズンの新体制発表会見(※以下長いのでカンファレンスと表記)が行われました。

いろいろと去年からも変化を感じたので、そのあたり昨年同様に簡単にまとめ。
ただしあくまで媒体の取材として入っていますので内容の詳細はJ's GOALを見ていただくとして、個人的に感じたことをまとめるに留めます。当然写真の使用も自重。

1つめの変化は会場。
ここ最近はずっと上通町のホテル日航熊本で行われていたのですが、今年は県庁地下の大会議室で行われました。たまたま昨年末からお受けしている仕事の関係でこのところ県庁には頻繁に足を運んでいたのですが、この大会議室という部屋には入ったことがなかった。

んで当日覗いてみますと会議室というよりも完全に中規模のホール。前方にステージがあり、アリーナと呼べるようなフロアがあって後方に階段状の観覧席が設けられている。ここが会場として選ばれた理由は、もしかするとそれだけではなくて使用料の面などといったこともあったのかもしれません。それでも、昨年までのカンファレンスと比べても「見せる」「アピールする」という点を考慮してチョイスされたのではないかと感じました。実際、進行を振り返っても、会場の空間そのものが演出面でもたらした効果も小さくなかった。

そして昨年までと同様にシーズンチケット購入者から抽選で約200名、加えてスポンサー各社も招待されていたのですが、これは会場の規模がやや拡大したこともあって昨年より少し増えたというところ。去年は入口で選手数名が観覧者を迎えてレプリカユニ先行販売の告知を配布していたのに対し、(あとで分かったことですが)ユニフォームの販売準備がまだ整っていないこともあって選手の出迎えとチラシの配布はなし、その代わりロアッソくんが出迎えていました。

司会進行は昨年に続いてKOVAさんで、去年ほどピリピリした雰囲気はなくむしろ少し力が抜けたような、リラックスした雰囲気。進行自体もかっちりと言うより、冒頭から冗談を言ったり自らがリラックスしているところを見せて全体の雰囲気を和ませていたように思います。

まずは挨拶に登壇した社長が約20分に渡って今季の方針などについて説明。昨年も監督がスクリーンを使ってデータを解説する場面がありましたが、それと同じように、スクリーンを使って分かりやすい資料を見せながらクラブの目指すところを改めて説明しました。こういった趣向は、間違いなく熊本に来てからの8年間で数多くこなしてきた講演活動の成果と言えるでしょう。単なる新体制の発表という催しに留まらず、カンファレンスと表現した方が雰囲気としては合っているんじゃないかと感じたのも、そういった点からです。

それから吉田監督以下、まだ到着していなかったジェフェルソン除く新加入選手が登場するわけですが、衝撃的だったのは、J1のこういう場でよく見られるように、皆がクラブカラーのマフラーを首からかけて出てきたこと。見慣れない光景ではあったものの、個人的には『新たに入るけれども気持ちは既に真っ赤ですよ』という思いが伝わって来るようで、とても好印象。なんで今まではやってなかったんだとさえ思いました。つまりそうした演出がしっかり効いていたということだと思います。

ひととおり質疑応答を済ませて改めてコーチ陣や背番号も含めた(ここからが本当の)新体制発表へと進んでいきます。ここで若干の間の後、司会のKOVAさんの口から「なんと皆さん、今日は、選手が全員、来ております」と告げられると、当然のことながら場内はどよめく。これも上手い演出。もちろん全員がひと言ずつ喋る時間はありませんけれど、数名の選手は司会からの急な質問に慌て観覧の皆さんからは笑いが漏れるとか、その辺の緩さを織り交ぜておきながら、最後は北嶋選手が力強く目標を述べてピリッと締めた上で、全員が並んでハイタッチしてお客さんを送り出すという流れ。

去年と同じく、緩さと締める所のバランス&流れ、それでいながら全体としては新シーズンに向けて一体感を高めるという構成になっていたと思います。
司会と選手とのやり取り、あとは質疑応答で予想外のクエスチョンが来た時の対応などでは多少ハラハラする場面もありましたけれど、全体的なイベントの質、構成などに関しては、確かに回を重ねるごとに高まってきていることを実感できた気がします。

もちろん、昨年は高木さんの3年目で結果が求められる集大成のシーズンであったこと、新しくプレーオフが始まるなどの変化もあり、さらには経営状態が厳しいことが年頭から明かされたこと等もあって、終止ピリっとしていたのは致し方ありません。ただ、経営状況などが劇的に好転したわけではないのにこういう和やかさも感じられる雰囲気になったのは、吉田さんの柔和そうな印象も少しは関係しているのかなとも思います。

しかし一方、戦力面についての少々シビアな質問に対しては、「力を合わせれば(タケの)穴埋めはできる」「なんの心配もしていない」と即答し、もちろん表向きの発言であることをを考えても、はっきりと「間違いなくJ1に行ける力がある」「あとは自分の腕次第」と、話し口調や表情から受ける温和な印象とは対照的に、ポジティブな言葉を使って力強く「口にした」という部分には、さすがに世代別代表を率いて戦ってきたキャリアの重みというか、自信のようなものを感じさせられました。

そんなわけで、決して楽観はできないのですが、今までのような「大型補強」に沸きたたずにジンワリと準備が進んでいるように感じられる分、逆に期待する気持ちも膨らんでいるのが正直な所。開幕まで約1ヶ月半、どう変わっていくのか、また見ていきながら、出せることは出していこうと思います

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