2013年11月2日土曜日

高校時代のある日のことを思い出した。

運動公園であった高校選手権の準々決勝を1試合だけ見て来ました。
選んだカードは(というか午後はナビスコ見なくてはいけなかったので必然的にそうなったのですが)、大津対鹿本の公立対決。
インター側から入った駐車場は手前も奥もいっぱいで、メインに停めてからスポーツ広場に向かったのですが、途中サッカー場ではロアッソの遠征組がちょうどクールダウンしているタイミング。顔なじみのT君と交流舘で会ったので、そのままスポーツ広場へ移動して一緒に見たんですけど、結果的に私とT君との母校対決と相成りました。

大津はFWに1人、またCBとGKも180以上の選手が揃ってサイズが大きく、逆に鹿本はGKの選手も高さが無いとあってどうなるかな…と思っていたのですが、入りから鹿本が押し込みます。
大津の方は少しアラートできない状態で入った上に、アグレッシブに寄せてくる鹿本のプレッシングに判断が遅れ気味になり、慌ててつなごうとするも人工芝のピッチでボールが天然よりはねてうまくコントロールできてない感じ。
鹿本の方は前からプレスをかけて、中盤でもタイトに寄せて相手にうまく作らせない、外へ開かせても中に入ってくるセンタリングはしっかり競ってそのセカンドも反応良く拾い、切り替えては一気に前に入れて起点を作る、というような、狙いのハッキリした戦い方。とにかく皆が献身的で、ボールへの執着心や味方をサポートする姿勢が素晴らしい。前で納めた選手も積極的に仕掛けてファウルを誘い、再三大津陣内でFKを得るなど、ダイナミックな攻撃を見せていた鹿本の方に得点の匂いを感じる。
しかしこういう流れだと、押している鹿本の方が点が取れず、逆に押されている方がセットプレーで取ったりするんだよな…と20分頃までは思っていました。ところがどうもちょっと違う。もちろん大津もチャンス自体は作るんだけれども、アタッキングゾーンでの判断の悪さというか、ちょっと消極的なプレーの選択と、最初の芝の件などもあって精度が低い。
そんなわけで、前半と同じような流れのままであれば、おそらく鹿本が勝っていたのではないかと思える展開でした。

しかし後半になるとやはり平岡監督が少しいじるわけですね。
前の配置を換えることによって、大津は2列めのサイド(左)に起点ができ、さらに前線には、相手の背後へ抜ける動きが加わる。メンバーを替えずに配置を換えることで変化を付けた所がポイントで、鹿本の方は前半相当頑張っていたので後半の入りはあまり良くないところに、こうした変化にうまく対応しきれていない後半8分、中央から運んで右に開いて折り返す、というタテヨコの揺さぶりで、前半あれだけ整っていた鹿本のDFを破ってとうとう大津が先制、結局これが決勝点となました。
こうなると大津は堅い。点を取るまではハッキリ言って「これ大丈夫か」と思える出来だったと思いますが、取って以降はまさしく強者の戦い方というか。
2点めを取りに行ってないわけではないだろうけど無茶はしないし、守備はリードを奪ったことで落ち着きが出る。
逆に鹿本は、大津の方が安定したことによって前半出せていた攻撃の形も守備の積極性も、後半になって見られなくなってしまったのが残念でした。

でもいい試合でした。

今もお互い県北、城北地区ではいいライバルではないかと思いますが、私が在学中っていうか、大津に体育コースができるまでは、鹿本が城北地区の雄だったもんね。
高校総体の前、5月頃に阿蘇・菊池郡市エリア対象の「菊鹿(きくろく)大会」というのがあるのですが、私が1年だったときのこの大会で鹿本とやって負けたあと、3年の垣添(カキゾエ)さんという先輩が我々後輩に向かって、「お前たち、鹿本のサッカーばよう見とけよ」と言ってたことを覚えてます。当時は学力でも鹿本の方が上で(今はどうか知りませんけど)、頭を使った賢いサッカーをしていたような。そういうことを思い出した試合でした。

さてその他の試合は見られませんでしたが、
準決勝は
大津 vs 国府
ルーテル vs 鎮西
という組合せになった模様。

冬がやってきますね。




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